【第十一回】 六本木 蔦屋書店と偏愛百貨店のコラボイベント終了の巻

３月４日から２１日まで、「時を重ねる愛おしさ」をテーマに、六本木 蔦屋書店と偏愛百貨店のコラボイベントを行いました。

２階に特設コーナーを設け、リメイクシャツやヴィンテージウォッチ、万年筆、バッグ、帽子など、１２のブランドを賑やかに並べたのです。とともに、六本木 蔦屋書店の各分野の担当者が、テーマに添った選書をしました。

一方、コーナーの一隅で、イベントのために制作した動画を流し、期間中限定で、特別オンライントークショーを配信したのです。

当日の早朝から設営に入ったのですが、六本木 蔦屋書店の磯部店長はじめ、このイベントを担当した木村さん、出展してくれたミュベールのデザイナーの中山さん、ＫＤＳのテキスタイルデザイナーの梶原さんも登場してくれて、おおわらわでした。

場ができあがっていくに連れ、みんなのワクワク感が少しずつ増えていっている。そんな様子が楽しいし、頼もしいと感じました。

　スタートしてからも心配で心配で――「わが子のその後のどうなっているだろう？」とことあるごとに覗きに行きました。売り場に人が少ないと不安になり、手に取っているお客さんがいると、つい声をかけそうになってしまったり。

　無事に終了し、チームメンバー全員が集って、ちょっとした反省会を行いました。「いつもと違うお客さんが来てくれたのは、大きな収穫でした」という磯部店長の話にホッとしながら、もっともっと多くの人に、主旨や中身を「伝える」ことが、難しいけれど大事なことと反省しきりです。

　チームの思いや温度感を「伝える」ことは、本当に難しいけれど、その「偏愛」を伝えていくのが、この活動の主旨なのだから――。

　次は伊勢丹新宿店とのコラボです。乞うご期待！