【第四回】 ビームスジャパンとのコラボイベントがスタートしたの巻

“愛のある接客って何だろう?”をテーマにしたビームスジャパンとのコラボレーションは、各フロアのショップスタッフの取材を終え、ぐんと勢いがついてきました。

取材した映像の編集はもちろん、売り場作り、商品構成、対外的な告知など、やらなければならないことがてんこ盛りです。ifs未来研究所時代に、伊勢丹や三越、虎屋などとコラボし、ポップアップイベントをやったことはあるのですが、それぞれ異なるテーマとやり方だったので、ほぼゼロからのスタートでした。

「偏愛百貨店」チームは、アートディレクターの柿木原政広さんと佐々木在さん、映像ディレクターの岡本香音くん、プレスと全体進行の鈴木純子さん――ビームスチームとやりとりしながら、映像、ロゴ、ポスター、ポップ、プレスリリースなどのデザインが進み、品揃えや売場のレイアウトも含め、仕事はぐんぐん進んでいきます。

私って、一見すると強いリーダーシップがあるように見えるのですが、全然、そうじゃありません。「ねえねえみんな、どうしよう?」と声をかけ、後はチームがクリエイティブな力を発揮してもらうのを「わぁ!」と思って眺めながら、少し足りないと思うところ、少しやり過ぎと思うところに(余計な)口出しをするタイプ。今回も、ビームスチームと偏愛チームが一緒になって、道を拓いていくのを、頼もしいと見守りながら、エールを送り続けました。

さていよいよオープンの日。チームみんなで、「できたね」「良かったね」とひとしきり浸りました。私たちの偏愛が、こうやってかたちになり、世の中に生まれ出ていくのは、とても嬉しい体験でした。一緒に取り組んでくれたビームスさんに感謝! そして、訪れてくれるお客様に、少しでも偏愛の楽しさやおもしろさが伝わっていってくれれば嬉しいです。
次はどこに出没するやら――楽しみにしていてください!