【第十二回】伊勢丹新宿店と偏愛百貨店のコラボイベント チーム結成の巻

「偏愛百貨店」がスタートして、約半年が経ちました。

新しい年度を迎え、気持ちは新しく、でも「おもしろいことをやり続ける」精神は失わず、チーム一同、楽しくやっていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

さて、次のコラボ先は、伊勢丹新宿店です。以前にifs未来研究所を率いていた時、「みらいの夏ギフト」というテーマで5回ほど、コラボイベントをやってきたのですが、今回は、5階のリビングフロアとのコラボです。

先方のリーダーは、新宿ライフデザイン・子供商品部の商品部長を務める水谷さん。計画担当長の渡邉さんをはじめ、バイヤーの佐藤さん、松村さん、セールスマネージャーの木屋さんの5名です。

最初はちょっと緊張していて、“様子見”な感じでしたが、水谷さんがうまくリードをとってくれて、ざっくばらんに話し合ううちに、「どうせやるなら、偏愛百貨店だから、今までとは違う実験的なことをやってみよう」的な方向に話が進みました。

会社にいると、「新しい発想を」「自由な提案を」と上司は必ず言うものですが、実際に出してみると「それで成功する確証は?」「儲かるの?」と言う答えが返ってきて、モジモジしているうちに、そのプロジェクトがなくなってしまう。そんな経験を、私も若い頃にたくさんしてきました。今もお付き合いしている企業の方と話していると、そういう事例が次々と――時代は変わっても、意外とそのあたり、変わっていないのかもしれません。

でも「偏愛百貨店」は、そう言うところを突破してやってみたい。そんな気持ちで立ち上げたものでもあり、今回も、ヤル気の伊勢丹チームと一緒に、何か実験的な試みをやっていこうと、嬉しい気分になりました。

そして。伊勢丹チームの目がキラキラ輝いて「やってみたい!」という姿を目にして、何だか母親みたいな気分に――浪花節の川島蓉子、このプロジェクトもがんばりたいと思っています。