【第二十四回】「阪急うめだ本店×偏愛百貨店」「阪急文具の博覧会」の巻

偏愛百貨店、次のリアル店舗とのコラボは、阪急うめだ本店と行うことになりました!

かれこれ半年ほど、大阪と東京を挟んでのミーティングを重ねてきて、最終的に決まったのは、来年2月に開催される「阪急文具の博覧会2024」。

 阪急うめだ本店は、祝祭広場と名付けられた大きな催事売り場を備えているのですが、そのフロアを使っての大きなイベントで、最初にお話をいただいた時から、気持ちはワクワクでした。

 何しろ9階から12階 の4フロアにわたる吹き抜けがあって、そこに階段状のベンチが設けられている。こんなユニークな場を持っている百貨店は、日本全国を見渡してもなかなか見当たりません。

「阪急文具の博覧会」というこの企画。仕かけ人は、文具・雑貨担当のバイヤーである駒村珠代さん。とにかく文具が好きで、さまざまなもの作りに取り組んでいる人たちとつながって、おもしろい売り場やイベントを企画してきました。この「博覧会」も過去に行って好評を得たことから、年一回の継続企画になっているそうです。

先日、駒村さんと初めてリアルでお会いして話したのですが、文具について話し出すと、愛情あふれる話が止まらない。そして聞いている私もどんどん惹き込まれていく――バイヤーの持っている、この愛情がお客様に伝わること、伝えることが、お店の持っている大切な役割なのだとつくづく‥‥。

2月の本番では、さまざまな人が、濃い記憶になっている手紙を展示し、そのストーリーを語っていく予定。次回また、進捗状況をお知らせします。